24日午後11時25分ごろ、JR大船駅(神奈川県鎌倉市大船1)で川崎市の30代男性がホームから線路に転落した。直後にホームに入ってきた逗子発東京行きの普通電車(11両編成)が線路上に横たわっていた男性の上を2両ほど通過して急停車。男性との接触はなく、男性は約15分後に電車の下から救出された。
大船署によると、男性は当時泥酔しており、線路のレールとレールの間に並行に寝転んだ状態だった。「ホームから落ちたことも覚えていない」と話しているという。転落時に頭に軽いけがをしただけで、命に別条はなかった。
同署やJR東日本によると、ホームドアは未設置で男性がふらつきながら転落する姿が防犯カメラに映っていた。普通電車は約45分間停車して運転を再開した。【矢野大輝】
毎日新聞より引用