4日に山形県南陽市で発生した山林火災は、3日目となった6日も火の勢いは衰えず、ヘリコプターなどによる消火活動が続いています。
4日午後に山形県南陽市宮内で発生した山林火災は、発生から3日目となりましたが火の勢いは衰えておらず、6日午前5時から消火活動が行われています。
市によりますと、自衛隊のヘリコプター5機が上空から放水を行っているほか、地上からも消防隊員や団員、合わせて60人余りが消火にあたっています。
これまでに山林およそ95ヘクタールが焼け、70代の男性1人が足にやけどを負ったほか、山小屋とトイレの合わせて2棟が焼けたということです。
市は、火が住宅にも延焼するおそれがあるとして、5日夜、中川地区と宮内地区に住む合わせて148世帯410人に避難指示を出しました。
市によりますと、開設した避難所には一時、合わせて16世帯26人が避難したということですが、現在は避難している人はいないということです。
消防などは日没まで消火活動を続けることにしています。
山形県内では空気が乾燥している状態が続いていて、消防などは火の取り扱いに十分注意するよう呼びかけています。
NHKニュースより引用