埼玉県本庄市の寺にある樹齢およそ650年とされる藤の花が見頃を迎えています。
本庄市の長泉寺の境内にはおよそ2500平方メートルの藤棚が設けられていて、先月中旬から紫や白の花が咲き始め、いま見頃を迎えています。
このうち、樹齢およそ650年とされるムラサキナガフジは「骨波田の藤」と呼ばれ、埼玉県の天然記念物に指定されています。
花の房は長さ1メートルを超えるものもあり、訪れた人たちは青空のもとで写真を撮ったり境内を散策したりして楽しんでいました。
深谷市から訪れた40代の男性は「いい時期に来ることができました。香りが一面に広がりとても気持ちがいいです」と話していました。
長泉寺の閑野徳満住職は「藤の花の手入れは大変ですが、毎年楽しんでいただけるよう努力しています」と話していました。
長泉寺の「骨波田の藤」は今月上旬まで楽しめるということです。
NHKニュースより引用