東証10時 日経平均、一時700円安 国内金利上昇で売り加速

16日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比650円ほど安い

3万8500円台後半で推移している。一時は下げ幅を700円まで拡大した。

長期金利の上昇に加えて、国内の債券市場でも長期金利が上昇し、株売りが加速した。

国内の長期金利は0.875%と約5カ月ぶりの高水準を付けた。

足元で進行する円安や原油高を背景にしたインフレ圧力の高まりで日銀

利上げを迫られるという警戒感が広がっている。東エレクなどハイテク株が

下げ幅を拡大している。三菱UFJは買われる場面もあるなど銀行株は相対的に底堅い

10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆3976億円、売買高は

5億8252万株だった。

日本経済新聞より引用