【本日の話題】押して届く、推しの産品 ふるさと納税専用自動販売機、長崎に設置

ふるさと納税自動販売機の使い方を説明する大村市の園田裕史市長=同市ので2024年4月12日午前10時44分、松尾雅也撮影 毎日新聞より引用

長崎県大村市は、ふるさと納税ができる自動販売機を同市箕島町の長崎空港1階に設置した。市内で生産されたカステラや皿うどん、松原包丁など9品目の返礼品が選べる。ふるさと納税専用の自販機設置は県内初。全国の空港では羽田、宮崎に続き3例目。

返礼品と寄付額は、カステラ1万1000円▽皿うどん1万2000円▽長崎和牛(カルビ)2万円▽大村産米を使った日本酒「純忠(すみただ)」(杵(き)の川)1万円▽大村名物塩ゆで落花生1万円――など。

 自販機はタッチパネル式で運転免許証から名前と住所を読み取れ、簡単に納税手続きができる。クレジットカードで決済し、返礼品が後日宅配便で届けられる。

 

長崎空港は2023年度に約286万人が利用。23年度の大村市ふるさと納税の寄付受け入れ額は約4億6000万円だった。市は特産品の知名度向上や販路拡大を目的に自販機を設置し、24年度は500万円の寄付受け入れを目指す。

 設置式で園田裕史市長は「お越しいただいた皆さまに長崎県の魅力を感じていただき、空港が所在する大村市を応援していただきたい」と呼び掛けた。【松尾雅也】

毎日新聞より引用