歌手・俳優の佐川満男さん死去 84歳 胆のう炎 3月から入院し容体急変 出演映画の公開初日待ち発表

デイリースポーツより引用

NHK連続テレビ小説「おちょやん」「カムカムエヴリバディ」などに出演した、歌手で俳優の佐川満男さんが、12日に胆のう炎のため84歳で死去していたことが20日、分かった。所属事務所がデイリースポーツの取材に対して認めた。葬儀は近親者で営んだという。

 

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事務所によると、佐川さんは昨年、現在公開中の「あまろっく」の撮影中にも体調不良を訴えており、今年3月から入院。容体が急変し、12日に死去した。映画は19日に公開初日を迎えたが、影響を考えて共演者にも訃報は伝えられず、初日終了をもってこの日の発表となったという。

 

佐川さんは神戸市出身で1960年に「佐川ミツオ」名義でシングル「二人の並木

怪」を発表した。68年には本名の佐川満男名義で発表した「今は幸せかい」が大ヒットを記録し、同曲などでNHK紅白歌合戦に4回出場した。

 

俳優としても渋い演技で存在感を示し、NHK連続小説には94年の「ぴあの」

皮切りに「おちょやん」「カムカムエヴリバディ」など10作品に出演した。

私生活では71年に歌手・伊東ゆかりと結婚し、一女(歌手・宙美)をもうけたが。75年に離婚。2003年にい肺がんの摘出手術を行い、18年にも脊柱管狭窄症の手術を行うなど、病に悩まされていた。

デイリースポーツより引用