プロ野球で昨シーズン、戦力外となったり現役を引退したりした選手のうち、およそ90%が野球に関係する仕事についた一方、若手選手が引退後につきたい職業は「会社経営者」が2年ぶりに最も多くなったことが、NPB=日本野球機構の調査で分かりました。
NPBは毎年、12球団から戦力外となった選手や、現役を引退した選手の進路などについて調査結果を発表しています。
それによりますと、昨シーズンは153人が対象で平均年齢は27.1歳、プロ野球の球団に在籍した年数の平均は6.8年でした。
このうち、91.5%にあたる140人が、育成選手として現役を続けたり、球団の職員やスタッフになったりするなど、野球に関係する仕事に就きました。
若手選手 引退後につきたい職業は
一方、NPBが引退後の進路について若手選手を中心に去年10月にアンケート調査を行った結果、引退後につきたい職業で最も多かったのは「会社経営者」の20.1%と、2年ぶりに最も多くなりました。
次いで、前の年に最多だった「高校野球の指導者」で13.4%、3番目は「社会人、クラブチームで現役続行」と「12球団の監督・コーチ」で10.7%となりました。
NHKニュースより引用