首都高 高架の橋覆うパネルが一部落下 歩行者が頭にけが

NHKニュースより引用

21日午後、東京 墨田区首都高速道路6号向島線で、高架の橋を覆うパネルの一部が落下して、近くを通りかかった男性が頭にけがをする事故がありました。
首都高速道路は緊急の点検の結果、ほかに落下のおそれのあるパネルはないとしたうえで「安全管理を徹底し、再発防止に努める」としています。

首都高速道路によりますと、21日午後2時40分すぎ、墨田区吾妻橋の6号向島線で高架の橋を覆っているパネルの一部がおよそ10メートル落下し、近くを歩いていた男性にぶつかりました。

パネルは長さ29センチ、幅10センチ、厚さが0.6ミリの金属製の板で重さが140グラムあり、男性は頭に切り傷を負い病院で手当てを受けましたが、命に別状はないということです。

事故を受け首都高速道路は、22日昼すぎにかけてパネルが落下した橋の付近で緊急の点検を行い、ほかに落下のおそれがあるのもは確認されなかったということで、引き続き事故の詳しい原因を調べています。

首都高速道路は「負傷された方に大変なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。このような事態を招いたことを重く受け止め、これまで以上に安全管理を徹底し、再発防止に努めます」とのコメントを発表しています。

NHKニュースより引用