能登半島地震 被災地の特産品を販売する催し 石川 加賀

能登半島地震で被災し避難を続ける人に働く場所を提供しながら、被災地の特産品を販売する催しが、石川県加賀市で開かれました、

 

先月開業した北陸新幹線の「加賀温泉駅」の前では、地元の温泉協議会が

能登復興市」と銘打って、被災地の特産品を週替わりで販売する催しを開いています。

 

今週は、羽咋市中能登町、それに、宝達志水町の特産品を販売していて、いちじくのジャムやさつまいもチップスなどが人気だということです。

 

加賀市では被災した800人余りが今も2次避難を続けていますが、この催しでは、東日本大震災以降、広がってきた被災者が避難先で働く「キャッシュ・フォー・ワーク」と呼ばれる取り組みが取り入れられ、避難を続ける人が一時的に働く場所にもなっています。

 

愛知県の60代の男性は「ジャムなどを買いました。被災地のためになればと考え石川県に旅行に来ましたが、被災地の支援ができてよかったです。」と話していました。

 

輪島市から避難しながらこの催しで働く井上岳登さん(20)は「私たち避難者や被災地のためにもなあるのでぜひ気軽にきいてください」と話していました。

 

この催しは来月12日まで毎日、開かれます。

NHKニュースより引用