NBA=アメリカプロバスケットボールで2人目の日本選手として、6シーズンを過ごし、、来シーズンからは日本でプレーする考えを表明した渡辺雄太選手が記者会見し「最高で楽しい6年間だった。これからは求められるチームで全力を注ぎたい」と心境を語りました。
NBAで今シーズン、自身初の2年契約を結んでサンズでプレーし、シーズン途中で古巣のグリズリーズにトレードされた渡邊選手は、20日、SNSで来シーズンからは日本でプレーする考えを表明しました。
21日、都内で記者会見した渡邊選手は、NBAで過ごした6シーズンを振り返り「楽しいことやつらいこともたくさんあったが、NBA選手になるという夢をかなえることができ、僕にとっては最高で楽しい6年間だった」と充実した表情で話しました。
日本に戻ることを決めたのはトレードされたあとの、ことし2月中旬だったということで「自分の中で今何がしたいかを考えた時に、コートに立ってプレーがしたいというのが一番大きなことだった」と、プレータイムが少なくなったことが、決断の理由だったと明かしました。
そして、来シーズンからプレーするチームについては「この6年間いろいろなチームを転々としてきた中で、長期で自分のことを見てくれるチームで、次に決めたチームで引退するまでやりたいと思っている。今の僕を本気でほしいと思ってくれる熱量のあるチームで全力を注ぎたい」と話しました。
6シーズンで合わせて213試合に出場して、1試合平均4.2得点、2.3リバウンドという成績を残し、NBAで日本選手が活躍できることを証明し続けてきた渡邊選手は、これからは人気が高まる日本のバスケットボールをけん引する存在となることが期待されています。
NHKニュースより引用